アメリカ発の新しい課題
昨年、アメリカで話題になったこの言葉。AIスロップなんですが、日本ではまだあまり浸透していないようです。
スロップって単語が馴染みがないからでしょう。
アメリカでだらしない服装を着ていたら、それを”sloppy”と呼びます。
そう考えるなら、AIでだらしなくなっているという意味です。
AIで作られただらしない産物のことをそう呼びます。
一発で見抜ける質の悪い映像なんかがたくさんありますね。
それは文章でも同じなんです。
特に今、ワークスロップなる問題がアメリカでは話題となっています。
職場で同僚がメールなんかをよこした時に、相手の態度に対して不快に思います。
だって自分に対して手抜きしてきたことが透けて見えるからです。
その上、どこがAIっぽいのかをメッセージの受け手が考えてあげないといけないのです。
その時間がもったいない上に、その人が自分を自分を軽く見ていることが腹立たしいんですね。
問題は、送った側はそこに気づかず、ろくに見直すこともなく、AIが書いた文章を鵜呑みにしている点です。
体裁が整っているようですし、所詮自分が書いた文章でもありませんので、どこがAIっぽいのかにも気づきません。
AIに何か作らせたら、初めから自分の頭の中にある考えではありませんので、どこが悪いのかも気づかないかもしれませんが、メールを送られた側は初めて読むわけですので、少しの変化にも気づきます。
つまりここから言えるのは、質の低い文章しか作れないAIをあまりに過大評価しているために、本来の人間らしい接し方に対して悪い影響があるということです。
そしてこうした傾向は、自分が「AIを使いこなせている」とか「使い倒している」と考える人に顕著に現れます。
この研究はスタンフォード大学の研究所から発表された研究成果なのですが、こうした流れは必ず欧米から始まります。
私が見る限り、日本ではまだAI崇拝者で占められているようですが、どこかでその流れに待ったをかける人が現れるべきです。
もういるのかもしれませんが、私がその1人になりたいです。
なぜなら、私は人間が持っている言葉を使う能力を信じているからです。
AIで儲けようとしている人たちは、人類が長い時間をかけて作り上げた経験と知見をAIで再現させることに全てを費やしているようですが、それで失うことの方がはるかに大きいと考えるからです。
AIがないと何もできない人間…
恐ろしいと思いませんか?
もし、「AIで作りました」と言ってそのメールを送ったら恐らく違う印象に繋がるでしょう。
でもそんなことしますか?
手抜きをして、楽をする代償が、大切な信頼の喪失なんです。
自分で文書を作る術を知ったら、書くのも話すのも楽しくなります。
私は書く中で生産性を感じる瞬間が楽しくて仕方ありません。
この楽しみを多くの方に知ってほしい!
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