英語を話したければまず日本語を伸ばそう!

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国際的な人材になるためには

昔からよく聞かれる質問です。

「将来海外でバリバリ働きたいんですが、どこから始めたらいいですか?やっぱ英語ですか?」

まぁ、そう考えても仕方ありませんね。

きっとその人の頭の中ではスーツを着たヨーロッパ系の人たちと握手している姿なんかが想像されていることでしょう。

しかも静止画で想像しているのでしょうね。

でも、答えは「始めるなら英語ではなく日本語から」です。

国際人になりたければ、母語から始めないといけません。

日本語が母語であれば、日本語でもできないのに、英語になったら突然まともに話せるわけがありません。

そりゃそうですよね。

で、それでも私のアドバイスを無視して英会話を学んで、結局日本の学校で習う教科書のような英語を使って英語を話せたふりをしているのです。

そんな人たちの傾向を分析してみましょう。

まず、日本人が話す文の主語は大抵一人称です。

だから最後が「思います」で終わります。

“I” 以外の主語がたまに聞けたかと思えば、海外出身の人に対して”Your Japanese is good.”が関の山。

だから英語でも”I think I want to …”なんか言ったりします。

次に疑問文です。

日本人が英語を話す際はいつも聞いてばっかりです。

・Where are you from?

・When did you come to Japan?

・How old are you?

特に3番目の質問は欧米では全く意味がありません。

特に3番目の質問は欧米では全く意味がありません。

文化的にタブーです。

最後に、やたらと現在完了、関係代名詞、仮定法を使いたがります。

受験教育の弊害で叩きこまれたんでしょうね。

そして文が続かなくなって、隣に座っている私に「ここは仮定法過去でしたっけ?」などと聞いてきます。

学ぶべきはそこではありません。

母語である日本語で、1人称以外の主語を使えるかな?

疑問文ではなく、自分で説明する力を持っているかな?

表現が単調になっていないかな?

と考えると、日本語でもできていない人がたくさんいます。

つまり、自分から豊富な語彙/表現を用いて、客観性を持たせて説明する力です。

思考からの言語化が日本語でできなければ英語でできるはずはありません。

ここに気づいたら英語は加速度的に上達します。

日本語を直訳したかのような英語から卒業できます。

だって英語は客観的で豊富な語彙を重視した論理的言語だからです。

「私って酔っぱらったら英語が上手く話せるんですよ」などと言う人たちに昔から多く会いました。

ただ、私が横で聞いていても、決して上手くなっていません。

自分ではそう思っていてもできていないのに本人は気づいていません。

私は心の中でつぶやく。「ふっふっふっ。しらふでも酔っぱらってあんたは話せていないのだよ。」と。

話しているつもりになっているのですね。

母語も外国語も。

日本人なら日本語で考えを言葉にする訓練が必要です。

自らの考えを、日本語で論理的に、修辞的に、描写的に、立体的に表す訓練をしましょう。

じゃあ、どうやったらそんなことを学べるのか?

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最後まで読んで下さいましてありがとうございました。

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