誰にでもできるはずなのに
弊社が開催している英会話講座「雑談English Basic」を受講している高校生が最近目覚ましい進歩を見せています。
彼は中学生の頃から受講していまして、今年とある高校に入学し勉学に勤しんでいます。
始めたころはカタカナのような発音だったのに、今月から大きく変わりました。
彼に聞いてみましたら、中学校の頃から発音を講座で習ったとおりにしたら、クラスメイトからからかわれたとのこと。
これは昔からある傾向ですね。
あなたもきっと経験がありますね。
日本人が英語ができなくなる要因の一つです。
でも、彼が通うその学校ではその雰囲気がないそうなんですよ。
それもそのはず、グローバルコースという名の学科に通っているため、周りの生徒たちも英語に対する意識が高いそうなんですよ。
だから発音がきれいな人が多いそうでして、自分も英語らしい発音をするのに躊躇がないらしいです。
すると相乗効果でどんどん上手くなっていると感じているとのことです。
私も中学、高校の頃はちゃんと発音したらみんなが奇異の目で見てきていたのを無視して発音し続けた思い出があります。
ただ、私のこの性格ですので、誰も何も言ってくることはありませんでした。
というよりも、実際は誰も言わないと思いますよ。
単に、その「目」を感じる、言わば雰囲気になるんじゃないかという想像です。
直接指摘してくる人はそう多くはいないと感じます。
まぁ、なんならそのくらい他の人と違っている方が海外には行きやすいですね。
日本の場合、言わば同調圧力ですね。
残念なことに、みんなで下手になろうとしています。
そして出川イングリッシュなるものをバカにしては自分よりも下を見て満足します。
この雰囲気は止めた方がいい。
英語の教員がそのあたりを指摘できるといいのですけどね。
まずカタカナをやめること。
だって、英語とは日本からはるか遠く離れた国で話されている言語なのですから、一つ一つの発音、単語、文、文章で覚えた方がいいです。
日本語の発音、日本語の発想、日本語の文法を止めて、日本語からの英訳の満足を止めたら英語は上手くなります。
つまり、今の学校教育の正反対です。
現地で使われている表現を、彼らの発音で、彼らの話すスピードで、彼らの考え方で話すと簡単です。
その高校生は「学校では easy としか習わないのに、雑談English で習った a piece of cake のほうが映画でよく聞く」と気づいたそうなのです。
そうです。
自然な英語はそうして習得できるのです。
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